厚底ランニングシューズブームの火付け役と言っても過言ではないナイキのズームヴェイパーフライ4%。 私も先日購入し、ファーストインプレッションと試走のレビューをお届けしました。

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ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットを購入。ファーストインプレッシ...

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厚底ランニングシューズブームの火付け役と言っても過言ではないナイキのズームヴェイパーフライ4%。先日の東京マラソンでも、上位10選手中7名が着用していたことでも話題になりました。日本ではまだまだ品薄状態が続くヴェイパーフライですが、私が住むドイツでは今年に入ってから、比較的容易に購入することが可能です。本日届いて開封を行いましたので、ファーストインプレッションをレビューしたいと思います。購入の経緯年末年始の一時帰国中に、人生で初めての厚底シューズ、「ナイキ ズーム ペガサス ターボ」を購入し、それを...

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ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットを履いて走ってみた

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厚底ランニングシューズブームの火付け役と言っても過言ではないナイキのズームヴェイパーフライ4%。先日の東京マラソンでも、上位10選手中7名が着用していたことでも話題になりました。先日購入し、ファーストインプレッションを以下の記事でレビューしましたが、その後2回ほど短い距離で走ってみたので、試走結果をレビューしたいと思います。試走一日目距離13km目標タイムキロ4分08秒（フルマラソン2:55ペース）結果キロ4分06秒試走1感想走り始めると、着地と同時に足が沈み込む感覚と、踏み込んだ時の反発力を強く感じ、「あー、確...

ヴェイパーフライでの試走の際に感じた2つの違和感を次のレース（ベルリンマラソン2019）までに解消するため、ヴェイパーフライと同じくソールにプレートが入ったズームフライSPを購入し、何度か試走しましたのでレビューしたいと思います。

購入の経緯

世界一周旅行中に立ち寄ったアメリカ・ロングビーチのナイキアウトレットで、たまたまセール品を見つけたため。定価だったら高くて買わなかったと思います。

購入金額：77.14 USD（税込）

外観、重量

ヴェイパーフライ フライニットとの外観上の一番の違いは、アッパー素材です。ズームフライはアッパーにナイロンのような生地を使用しており、軽量化を図っているようです。

ヴェイパーフライと同じくらいの厚底ですが、ソールの素材はヴェイパーフライのズームXではなく、リアクトを使用し、コスト削減を行っています。また、ヴェイパーフライはフルカーボンのプレートが入っていますが、ズームフライSPはカーボン混ナイロンプレートとなっています。

ソール裏面の作りはヴェイパーフライとよく似ています。

ここからはヴェイパーフライとの比較画像です。

重量も量ってみました。ヴェイパーフライの176gと比べて・・・

やはり、少し重めの205gとなりました。私が愛用しているズームペガサスターボが216gですので、それよりは軽いという結果となりました。

試走1回目

ペース走をやってみました。

距離
13km

目標タイム
キロ4分00秒

結果
キロ3分59秒

走ってみた第一印象としては、靴ひもほどけすぎ！最初の4キロで5回もほどけました。結び方を変えたらそのあとまったくほどけなくなりましたが、この靴ひもの素材は嫌いです。正直靴ひもだけは交換したい。

あと、走り始めてすぐ感じたのはやはりソールの硬さ。ペガサスターボやヴェイパーフライで走っているときの一瞬沈み込むような感覚が全くありません。どちらかというと、ターサージールに近いような。こんなにソール厚いのに。

ヴェイパーフライの時と同じくキロ4分で走ってみましたが、けっこうきつかったです。数日前にハーフを1時間18分で走っているんですが、体感的にはその時よりもきつかったような。まだ疲れが残っていたからかもしれませんが。

期待していた2つの違和感（土踏まずとかかとの痛み）はどちらも表れてくれませんでした。ヴェイパーフライに比べて、土踏まず部分の盛り上がりが小さいのかな・・・。

試走2回目

次はスピード練習をやってみました。

距離
13km（5kmウォームアップ＋3kmスピ連＋5kmクールダウン）

目標タイム
キロ3分30秒

結果
キロ3分26秒

けっこう本気で走ったのですが、思ったほど良いタイムが出ませんでした。3か月ほど前にズームペガサスで走った時の方が良い記録です。特に、前半（上り）がかなりきつかったかな。

ペガサスターボに比べてソールが硬いこともあり、下りの方がスピードが出やすく感じました。あと、今回も違和感はまったくなし。どうやらスピードは関係ないようです。

試走3回目

ちょっと長めをスローのペース走で走ってみました。

距離
16km

目標タイム
キロ4分45秒

結果
キロ4分44秒

当たり前ですが、このペースだとかなり楽に走れます。足への違和感も一切なく、普通の疲労抜き練習になった感じ。距離にも関係なし。

最後に

期待していたヴェイパーフライ着用時の違和感は、ズームフライSPでは感じることができませんでした。あと、同じペースで走るのであれば、心肺的にも足への負担でもズームペガサスの方が上かなと感じました。私がこのシューズでレースに出ることはないでしょう。

しばらくは週1～2回のペースで履いてみて、カーボンプレートの使い方に慣れるところから始めようかと思います。

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