2018年、ワンワールドアライアンスの航空会社を利用した世界一周航空券(ビジネスクラス)を購入しました。JALのステイタス会員を目指すためには、事前にFly onポイントを計算しながらルートを策定することが重要です。このページでは事前にFly onポイントを計算する方法について説明します。

 

Fly onポイント(通称FOP)

JALのステイタス会員(JMBクリスタル・JMBサファイア・JMBダイヤモンドなど)になるために集めなければならないポイントです。マイルと違って、実際のフライト以外でFOPを貯めることはできません。毎年1/1から12/31までに搭乗したフライトのFOPが合計され、翌年4月から1年間のステイタスが決まります。

 

ステイタス会員になるために必要なFOP
  • JMBクリスタル:30,000 FOP
  • JMBサファイア:50,000 FOP
  • JGCプレミア:80,000 FOP(JGCへの入会が必須)
  • JMBダイヤモンド:100,000 FOP

 

一般的に、ステイタス会員を目指す人の中ではJGC(JALグローバルクラブ)への入会の条件となるJMBサファイアを目指す人が一番多いのではないかと思います。JGCについてはJAL公式サイトをご覧ください。

 

フライトで得られるFOP

具体的に目指すステイタスが決まれば、そこから必要なFOPも決まります。次は自分が予定しているフライトで、いくらFOPを入手することができるのかを知る必要があります。

 

JAL運航便の場合

JAL自身が運行する便のFOPは非常に簡単に調べることができます。

こちらのサイトから、国内線・国際線を選択した後、出発地・到着地・搭乗クラス・利用運賃カテゴリーを選択し、「検索する」ボタンをクリックするだけです。カード種別や現在のステイタスはFOP計算には関係がないため入力は不要です。(マイル計算には関係あり)

 

他社運航便の場合

こちらも比較的簡単に計算ができます。

まず、こちらのサイトで区間マイルを調べます。同時に9区間まで調べることができます。

区間マイルがわかれば、搭乗クラスによって以下の倍率をかけ合わせます。

  • ファーストクラス:1.5倍
  • ビジネスクラス:1.25倍
  • プレミアムエコノミークラス:1倍
  • エコノミークラス:1倍・0.7倍・0.5倍・0.25倍 ※予約クラスによって異なります。世界一周航空券の場合、0.5倍となります。

 

(便名がJLから始まる)JAL便として予約したが、他社が運行するコードシェア場合

これが一番計算がややこしくなるパターンです。基本的には上の他社運航便の場合と同じなのですが、日本発着路線、かつアジア・オセアニア線の場合のみ1.5を掛けます。さらに、最後に400を加えます。この400の加算は、JAL便名で予約した場合すべての便が対象です。

(例1)スリランカ航空が運行する成田ーコロンボ線を、JAL便名(JL7077)、ビジネスクラスで予約した場合

上記サイトで調べた区間マイル:4,266

ビジネスクラス加算率1.25倍:5,333

今回の便は日本発着路線のアジア便なので1.5倍:8,000

最後に400を加算:8400となります。 ※小数点以下の扱いにより多少前後する可能性があります。

 

まとめ

世界一周航空券を購入した際にかならず必要になるFOP計算。特に他社が運行する便の場合、JALの公式サイト上にはほとんど説明がなく計算方法がわかりにくいですが、今日から簡単に計算できますね。

 

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